大学受験生を持つ保護者、家族、親の心得や子供との接し方、アドバイスなど、実際に体験されたかたの体験談を集めました。
私は会社員の男性です。家族は妻と2人の子供がいます。長女が大学に今年進学することが出来ました。
娘は大学を決めるときに私と妻に相談してきました。なので、様々なアドバイスをしました。始めた時期は娘が高校二年生の夏の時です。
主にどういう基準で大学を選ぶべきなのかを話しました。娘は大学に行きたいとは漠然と考えていたようですが、明確な志望校は特にありませんでした。なので、様々な選び方を教えました。偏差値で選ぶ方法、校風で選ぶ方法など選び方には色々あると伝えました。
娘はなんとなく福祉の仕事に興味があるようでしたので、福祉のことが学べる大学を薦めました
私も娘もどのような大学がどこにあるのかがよくわかりませんでしたので、娘とインターネットで情報収集をすることにしました。
インターネットには様々な大学の特色等が事細かに書いてありました。なので、情報収集にはとても役に立ちました。その際に見たサイトですが、色々な大学をまとめて紹介したサイトでした。
そしてそこで良い所を見つけたら、大学の個別のページに行きました。
受験に備えて娘は大手の予備校に通いました。予備校を選ぶ際も様々なところを比較しながら探しました。予備校にもそれぞれ特色がありましたので、無料体験授業などを受けて参考にしました。無料体験はたいていのところで行われていますので、いくつかの予備校に体験に行きました。
予備校ではたくさんの模試を受けて実際にどの程度の学力があるのかもよく把握しました。娘は私にも成績表を見せてくれたので、どの偏差値の大学を受ければいいのかがよく把握出来ました。
大学受験をするにあたって100万円近くはかかりました。予備校の学費や受験代で結構かさんでしまいました。しかし、娘を大学に受からせ
てあげたかったので、夏期講習や冬期講習を受けたいといった場合にはお金を出してあげました。そのようなところでケチケチしてはならな
いと思ったからです。
親として嬉しかったことですが、娘が大学に受かったことです。私も親身に相談に乗ってきたつもりでしたが、娘は私に大変感謝してくれたので、一緒に頑張ってよかったと思いました。娘が辛そうなときに話を聞いてあげたり、時には少し背中を押したりもしました。このことでさらに親子の絆が深まった気がしました。以前よりも娘は私に心を開いてくれたようにも感じました。
一方、辛かったことですが、やはり受験勉強で疲れているせいか、娘の口調がきつくなることがあったことです。
普段はおとなしくて優しい女の子でしたので、より一層きつく感じました。そんな時も責めることはせずに優しく見守りました。
大学受験を迎えるお子さんを持つ親御さんにはぜひ一緒に受験活動をしてほしいと思います。
あまり無関心にならずに一緒に頑張ることで親子の仲も良くなるかと思います。ただ、あまりおせっかいや口うるさく色々と言うことは避けたほうが良いかと思います。私も以前におせっかいをしてしまったことがありますが、娘はとても怒ってしまいました。なので、そのようなことは言わないように気をつけました。
また、私は勉強しろとは全く言いませんでした。正直勉強を何日かサボっていて心配な時はありました。しかし、娘が自発的に勉強して大学に受かることにこそ意味があると思っていましたので、そこはグッと我慢しました。
妻は時々勉強しろと言う方でしたが、そのような時には娘と母親はよく喧嘩になっていました。なので、私は娘の自主性を尊重しました。
そのせいか娘はやる気が出ない時には私には正直に言ってくれました。そのようなことを言われた時には思い切って娘が大好きなケーキの食べ放題の店に連れて行きまいした。そういった店に連れて行った翌日にはたいていまた勉強を頑張りました。なので、気分転換はとても大事だと実感しました。なので、親御さんにはぜひお子さんに気分転換の機会を与えたほうが良いと思います。