大学受験生を持つ保護者、家族、親の心得や子供との接し方、アドバイスなど、実際に体験されたかたの体験談を集めました。
わたしは1962年生まれ、第三回共通一次試験を受けましたが国立大学は不合格。滑り止めの私立短大に進学しました。
主人は1957年生まれ、地元の国立大学卒です。
わたしは両親が職人という家庭でそんなに裕福ではなかったのですが進学させてもらい、そのかわり奨学金とバイトで短大を卒業しました。
主人の父は公務員でしたので何不自由なく育ったという、そんな私たち両親から生まれた長男は1991年1月生まれ。ですから1990年生まれと同級生になります。
わたしはわりと教育ママで、「3歳までに一人で本が読めるように」という理想があり、赤ちゃんのころから絵本の読みきかせをしたり、2歳半で公文式に入れたりしてました。
わたしも夫も国立大学が希望でした。安いし…これはたぶん長男が小さいときからそう思っていました。
なので、本人も国立大学にいくものと思っていたと思います。
ですが勉強よりも読書が大好きな子供だったので学力が徐々に追いつかなくなり…私立大学に推薦で行くことになりました。
進学した高校そのものが、公立高校に不合格で滑り止めで受けたところでしたので、周りもそんなに国立大学に行こう!と貪欲な子はいなくて、ほとんどが推薦入学でした。
そんな回りの空気もあり、最終的に地元の私立大学の推薦入試を受けました。
クラスには県外の私立に進む子もいて、本人も担任から進められましたが、経済的に県外は難しかったので地元にしてもらいました。
自分たち親世代の内容くらいしか知りませんでした。
地元国立大学の学部学科が変わったことも進路相談・三者面談で知りました。
主な情報源はわたしの友人の大学生です。
趣味のサークルに参加していまして、そこは老若男女いろんな人がいましたので
現役の大学生からはとても参考になる話を聞けました。
全くしていません。
学校で先生方が推薦入試についてよく取り組んでくださいました。
作文指導、面接指導など。
とても感謝しています。
受験そのものは、受験料の10000円だけです。
一校しか受験しませんでした。
まず、やはり国立を受けて欲しかったです。
つまりセンター試験を受けてほしかったということです。
一生の中で、受験勉強というのが一番勉強する時期だと思いますし、
たとえ結果が出なくても、その一生懸命勉強したこと自体は決して人生の中では無駄にはならないとわたしは思っているのです。
わたしも主人も辛い辛い受験勉強をしてきました。
ハイティーンのころにそんな辛い思いをするのもいいんじゃないかなと思います。
その反面、推薦でサクサクと決まるのもいいのかなあ?と思ったりもしましたが、人生、切磋琢磨する時期があってもいいんじゃないでしょうか。
公立高校に入れるだけの支援(塾に行かせるとか)していたら国立大学を受けられるだけの学力もついていたのかなとちょっと悔やんでいます。
嬉しかったことは、それでも推薦といえども作文の練習などをさせていただくことで本人の表現力がメキメキとついてきたことが目に見えてわかったことです。
また、大学受験という目標がとりあえずできたことで本人が進路について真剣に考えてきたようで、本人の意識が高まったことはとても嬉しく思いました。
大学受験は本人の問題、という方もいらっしゃるようですが、やはり親が目をかけていかないといけないと思います。
我が家は私も主人も受験勉強を経験していますから少しはわかりましたが
もし、そういった経験のない方はぜひお子さんと一緒にいろいろ調べてみるほうがいいんじゃないでしょうか。
わたし自身も、親は学歴がありませんので一人でいろいろ調べて苦労したという経験があります。
親御さんも一緒に頑張ることで「お母さんも自分のために頑張ってくれている」「お父さんも忙しいのにありがとう」という気持ちが、そのときは実感しないかもしれませんけど、大人になったときにいつかわかってくれる日がくると思います。
もちろん経験のある方は多少お子さんにウザがられても(笑)ご自分の経験談をお話されるといいと思いますよ。
「お父さんやお母さんにもそんな時期があったんだ」とちょっと思ってくれると思います。
辰己琢郎さんのご本にありましたが「頑張ったことが大事」だと思います。
頑張ってください。頑張らせてあげてください。